今日は朝から気温が上がらず寒い日となっている北見地方です。最高気温は4度までしか
上がらず、いよいよ冬の気温となって来ています。くれぐれも風邪など引かない様にして
くださいね。さて、本日も北見市内で保存されている列車の写真をご覧頂きます。今日は
スユ15形式郵便車のご紹介です。この列車は郵便物のみを輸送する目的で製作された車両
です。この列車は長距離を走る急行列車などに連結され、日本中を走り回りましたが昭和
61年にトラックへの輸送に切り替わると同時に役割を終えています。しかしながら現在も
郵便物の一部はJR貨物のコンテナ車で輸送れています。また、当時使用されていた車両が
保存されているのは、この車両のみ(合造車は除く)となっており、貴重な車両となって
います。では、そんな車両の写真をご覧ください!
こちらが郵便車の外観です。見た事があると言う方もいるのでは?
今回内部では映像を紹介していました。天井にはフックが沢山あり、仕分けされた
郵便物が吊るされて運ばれていた事が伺えます。
こちらの車両には窓枠も付けられ、郵便物が厳重に保管されていた事がわかります。
こうして色んな車両が使われていた旧国鉄も、現在はJR北海道となり運行をして
いますが、赤字路線が多く線路を剥がす検討がされている地域も沢山出て来ています。
石北本線も高速道路の普及に伴って検討路線となっていますが、列車の果たす役割は
大きいと思います。また、列車での旅行には一味違う物があり、車で移動している時は
見えない風景も列車からは見える事があります。そんな旅情感溢れる列車は是非とも
残して欲しいと思います。明日はディーゼル機関車のご紹介をしますのでお楽しみに!