春の山菜・コシアブラを収穫Vol3!

皆さん、こんにちは!

北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。

今日の北見市は曇天の空が広がり、雨が落ちて来そうな天気になっています。最高気温は

22度と暖かい一日で推移しそうです。しかし、週末から週明けにかけては、寒い日が続き

雨の多い日が続きそうなので、風邪など引かない様に気を付けてお過ごし下さいね。

さて、今回はコシアブラの話題をお届けしていますが、本日もコシアブラの解説をお送り

して行きたいと思います。コシアブラはタラの芽やウドと同じウコギ科の木の芽で、大変

美味しい山菜である事から、山菜の女王とも呼ばれています。木は落葉樹で、秋に黄色く

染まった葉は晩秋に全て落ち枝だけになります。そして冬を越し春になると枝の先端から

一斉に黄緑色の芽を吹き出して、それが食用となる山菜になります。採取時期は自生して

いる地方や標高によっても変わりますが、四国や近畿、中部の平地では4月初旬〜中旬に

芽が出ます。東北では5月初旬〜下旬が旬となります。北海道では5月中旬〜6月初旬に

旬を迎えます。芽が出始めた物は、少しすると袴の部分から葉と共に柄が数本まとまって

伸びて来ます。さらに成長すると葉が広がって、次に柄の部分が広がります。山菜として

美味しく食べられるのは、柄が広がる前までと言われています。枝の先に若芽が出始めて

間もない物は、筆を空に向けて立てている様な形をしていて、この状態の物が最も貴重で

珍重されています。オホーツクでは見かける事の無いコシアブラですが、皆さんも機会が

あれば入手して食べてみて下さいね。では、本日の写真をご覧頂きます!