津別峠で撮影した屈斜路湖雲海特集2!

皆さん、こんにちは!

北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。

今日の北見市は雲の中に青空がのぞく天気になり、最高気温も25度まで上がる予想と

なっています。しかし、この先は雨もパラつく天気となりそうなので、お出かけには

傘が必要です。また、明日は真夏日になりそうな予報なので、熱中症には気を付けて

お過ごし下さいね。さて、今回は屈斜路湖の雲海特集をお送りしていますが、本日も

夜明け前の雲海をご覧頂きます。前回の写真に比べると星の見える数も減少し、朝を

迎える時間が近い事を知らせてくれます。そして、この時間には小鳥の囀りも始まり

動植物達も一日の活動を開始する時間になります。この日はすぐそばの木で鶯が鳴き

爽やかな気分にさせてくれました。ところで、皆さんはこの雲海がどこから来るのか

知っていますか?屈斜路湖に雲海が発生するプロセスは大きく分けて2つあります。

ひとつは、水温と気温の温度差によって湖水が揮発し、空気中の水蒸気が霧となって

カルデラを埋め尽くすパターン。もうひとつは寒流が流れ込む釧路沖の海に、南から

暖かい空気が流れ込み大規模な霧が発生し、それが標高の低い東北海道の太平洋側を

埋め尽くし、その霧が内陸まで押し寄せ外輪山に囲まれた屈斜路湖に流れ込んで来て

雲海になるパターンです。尚、この雲海は朝9時頃には消滅するので、夜明け前から

撮影する必要があり、多くのカメラマンが集まって来ます。以前は誰もいない状況で

撮影出来た津別峠ですが、現在は多くの観光客が訪れ、雲海を楽しむスポットとして

有名になっています。皆さんも、是非自分の目で素晴らしい雲海を見に来て欲しいと

思います。では、本日の写真をご覧下さい!