春の山菜・行者ニンニクを収穫して食べてみた!

皆さん、こんにちは!

北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。

今週は曇天の寒い日でスタートした北見市です。最高気温は7度、最低は2度で、春には

遠く及ばない気温で推移しそうですね。明日も同じ様な気温が続きますが、水曜日以降は

暖かさが戻り、金曜日には26度まで上がる予報が出ています。この時期は不安定な天気が

続きますので体調には気を付けてお過ごし下さいね。さて、今回は今が旬の山菜を収穫し

料理した話題をお送りします。毎年この時期に収穫する山菜に行者ニンニクがあります。

ユリ科ネギ属の多年草で強いニンニク臭があり、若い茎葉と鱗茎は昔から山菜として珍重

されています。バッケやカタクリ同様、山菜初期の貴重な食用植物ですが、自生している

場所が分からず、慣れるまでは見つけづらい特徴もあります。また、山奥にある山菜だと

思っている方もいる様ですが、潮風を浴びる様な海岸沿いの雑木林や松林に、隠れる様に

群生する事もあります。また、名前の由来は、修行僧が食べると滋養が付きすぎ、修行に

ならない為、食べる事を禁じられていたそうです。北海道では、アイヌの人たちが料理に

用いた為、アイヌネギ、エゾネギ(地方によってはキトピロ)とも呼ばれています。

近年では収穫に入る方も多いと思いますが、自然の行者ニンニクは繁殖力が弱く、春先は

強い日差しが差し込む湿地に多く、6月以降は木陰を好んで自生します。近年は乱獲され

細く小さな物しか見当たらない事も多くなっているので、収穫の際は自分が食べる分だけ

獲る様にしてほしいと思います。次回は特徴と見分け方を解説しますのでお楽しみに!

では、本日の写真をご覧下さい!