春を告げる花 水芭蕉を撮影・後編!

皆さん、こんにちは!

北海道北見市でカメラマンとして、日々撮影の仕事をしている亀井です。

今日の北見市は青空が広がり良い天気に恵まれています。最高気温は21度まで上がり

暖かい一日で経過しそうです。明日からGWの後半がスタートしますが、天気に大きな

崩れは無く行楽日和が続きそうです。気温は若干低めの予報なので、上着が必要になる

かも知れませんね。さて、今回は石北峠で撮影した水芭蕉の花をご覧頂いていますが、

例年より少し早く開花しました。これも地球温暖化の影響で、雪解けが早くなった為と

考えられます。そもそも水芭蕉は湿地に自生する花で、発芽直後の葉間中央から純白の

仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開き、それが花に見えています。しかしこれは

葉が変形した物で、仏炎苞の中央にある円柱状の部分に集まった物が花序となります。

和名のバショウは、芭蕉布の材料に利用されているイトバショウの葉に似ている事から

その名前が付きました。日本各地に群落があって、「夏の思い出」と言う曲で歌われて

いますが、尾瀬沼では5月末頃に咲き、春の花として親しまれています。しかしながら

歳時記には夏の季語として掲載されていた事から、夏の訪れとも表現されていました。

オホーツクでは、石北峠、呼人、湧別の群生地が有名です。GW期間でも、咲いている

場所もあると思うので、是非見に行って下さいね。では、本日の写真をご覧下さい!